Photoshopを使うと、シンプルな図形に質感を加えて、マットな雰囲気の素材を作ることができます。
マット素材とは、光沢を抑えた落ち着いた質感の素材のことです。ツルツルした印象ではなく、少しざらっとした紙や布のような雰囲気に近い見た目になります。
今回の記事では、背景レイヤーやシェイプ、ノイズを使って、クリスマスツリー風のマット素材を作る流れを紹介します。
ももっぺは、サムネイルやバナーの背景に少し質感を足したいときに、こうしたマット素材の作り方を知っておくと便利だと感じました。単色のベタ塗りだけだと少しのっぺり見える場合でも、ノイズや重ね方を工夫すると、やわらかく雰囲気のあるデザインに近づけられます。
マット素材は、光沢を抑えた落ち着いた質感の素材です。
デザインでは、背景や装飾パーツにマットな質感を入れることで、画面全体を少しやわらかく見せることができます。
たとえば、次のようなデザインに使いやすいです。
- クリスマスや季節イベントのバナー
- やさしい雰囲気のサムネイル
- 紙っぽい背景
- 手作り感のある装飾
- フラットデザインに少し質感を足したいとき
- SNS投稿用の画像
特に、背景が単色だと少し物足りないときに、マットな質感を加えると画面に奥行きが出ます。
まず、背景になるベタ塗りレイヤーを作成します。
今回のようなクリスマスツリー風の素材では、深めのグリーンを背景にすると、落ち着いた雰囲気が出しやすくなります。
背景色は、最初から濃くしすぎなくても大丈夫です。あとから明るさや色味を調整できるように、レイヤーを分けて作っておくと安心です。
単色の背景だけでもデザインは作れますが、あとでノイズや質感を重ねることで、少し紙っぽいマットな印象に近づけられます。
レイヤー→塗りつぶしレイヤー→ベタ塗り(#004314)


次に、ツリーのベースになる三角形を作成します。
Photoshopのシェイプツールを使うと、図形を簡単に作成できます。今回はツリーの形に見えるように、三角形を配置します。
三角形は、色を少し暗めのグリーンにすると背景となじみやすくなります。
背景とまったく同じ色にすると見えにくくなるため、少しだけ明度や彩度を変えると、自然に見えます。
また、複数の三角形を重ねると、ツリーらしいシルエットを作りやすくなります。
カラー#007423の三角形を作成する

レイヤー→レイヤースタイル、ドロップシャドウを選択する、詳細設定は以下


マットな質感を出すために、ノイズ用のレイヤーを作成します。
ノイズを加えることで、単色のベタ塗りに少しざらっとした質感が出ます。
このひと手間を入れるだけで、デジタルっぽい平坦な印象がやわらぎ、紙や布のような雰囲気に近づきます。
ノイズは強く入れすぎると、画面が汚れて見えることがあります。最初は控えめに入れて、透明度や描画モードを調整しながら見た目を確認するのがおすすめです。
新規レイヤー作成、重ね順は最前面
白(#FFF)で塗りつぶす


ノイズ用のレイヤーを作成したら、背景やツリーの上に重ねます。
このとき、描画モードや不透明度を調整すると、質感の見え方を変えられます。
はっきりした質感にしたい場合は少し強めに、やわらかく見せたい場合は不透明度を下げると自然です。
Photoshopの描画モードは、上のレイヤーと下のレイヤーの色や明るさの重なり方を変えるために使えます。質感をなじませたいときは、描画モードを変えながら比較してみると調整しやすいです。
フィルター→ノイズ、ノイズを加える

スマートオブジェクトに変換

量100%のノイズを適用
「ノイズ」レイヤーとする


レイヤースタイル追加→グラデーションオーバーレイ
ノイズレイヤーを調整する
描画モード:乗算
塗り:30%


描画モード:スクリーン
不透明度:20%

レイヤーの大きさがアートボードと同じサイズか確認。グラデーションがうまく反映されない原因になる。きっかけは、塗りつぶしたレイヤーを作成したい際に、アートボードよりも自動的に大きく生成されてしまうケースがある(※以下の状態)

ツリーの形と質感ができたら、ライトや飾りを追加すると、よりクリスマスらしい雰囲気になります。
丸いシェイプを小さく配置して、黄色や水色の色をつけると、イルミネーションのように見せることができます。
装飾を入れるときは、数を増やしすぎない方がまとまりやすいです。
マット素材のやさしい雰囲気を活かしたい場合は、色を少し淡くしたり、発光を控えめにしたりすると、全体になじみます。
ももっぺが作ってみて感じたのは、マット素材は「少し質感を足すだけで、デザインの印象が変わる」ということです。
単色の背景やシンプルな図形だけでも素材は作れますが、ノイズを重ねると、やわらかさや手作り感が出やすくなります。
特に、クリスマスや冬のデザインでは、ツヤのある派手な表現だけでなく、落ち着いたマットな質感も相性が良いと感じました。
ももっぺのサイトで使うなら、記事のサムネイル背景や、季節イベント用の小さな装飾素材にも使いやすそうです。
Photoshopでは、背景レイヤー、シェイプ、ノイズを組み合わせることで、マットな質感の素材を作ることができます。
マット素材は、光沢を抑えた落ち着いた雰囲気を出したいときに便利です。
単色の背景に少し質感を加えるだけでも、画面全体がやわらかく見えます。
今回のようなクリスマスツリー風の素材では、深めのグリーンをベースにして、三角形のシェイプとノイズを重ねることで、シンプルながら雰囲気のある画像に仕上げられます。
ももっぺは、Photoshopのマット素材づくりは、サムネイルやバナーに少し質感を足したいときに使いやすい方法だと感じました。

