マイGPTの作り方|自分専用のChatGPTを作ってみよう

📑 この記事の目次

「毎回、同じ前提やお願いを入力するのが面倒」。そんなときに使うのが、役割や回答のルールをあらかじめ設定したマイGPTです。

この記事では、元記事で紹介していたGPT Builderでの作成の流れに、指示の書き方と回答の確かめ方を補足します。まずは誤字脱字のチェックなど、用途を一つに絞って考えてみましょう。

利用環境について:OpenAIはカスタムGPTからプラグインへの移行を案内しています。以下はGPT作成機能が利用できる環境を前提とした手順です。2026年9月26日時点で、この記事では個人向け各プランの新規作成可否と現在のボタン表記を確認できていません。[要確認] 公開前に作成可能なプランと画面を確認し、対象環境を明記してください。移行の案内はOpenAI公式ドキュメントを参照してください。

🤖 マイGPTで決めるのは「何を、どう手伝ってもらうか」

マイGPTは、特定の仕事を手伝うための指示や参考資料を設定したChatGPTです。たとえば、誤字脱字を探す、アイデアを整理する、用意した資料を参照して質問に答える、といった役割を持たせます。

作り始める前に、「誰が使うか」「何を入力するか」「どんな答えがほしいか」を決めると、設定する内容が具体的になります。

決めること誤字脱字チェック用の例
使う人自分
入力するものブログの文章
してほしいこと誤字脱字と表記ゆれの指摘
変えてほしくないこと書き手の感想や話し方
答えの形式該当箇所・修正案・理由の表

これは説明用の例です。実際に作成・運用したGPTの紹介ではありません。

🚪 1.GPTの作成画面を開く

元記事では、ChatGPTの「Explore/GPTを探す」から「Create a GPT」を開く流れを紹介していました。作成機能を利用できる環境では、GPTの一覧から新規作成に進みます。

作成項目が見つからない場合は、契約プランや利用環境、ワークスペースの設定を確認してください。「画面にない=操作を間違えた」とは限りません。

✍️ 2.役割と回答のルールを伝える

Builderとの対話では、まず「何をしてくれるGPTにしたいか」を伝えます。名前や説明文だけでなく、回答するときのルールも確認しましょう。

以下は、誤字脱字チェック用の指示例です。

ブログ記事の誤字脱字と表記ゆれを確認してください。
入力された文章について、該当箇所・修正案・理由を表で示してください。
書き手の感想や体験を追加しないでください。
意味が変わる修正は、断定せず候補として示してください。
問題が見つからなければ、その旨を短く伝えてください。

「文章をよくして」だけでは、全文の書き直しまで含むのか判断しづらくなります。変えてよい範囲と残してほしい部分を一緒に書くのがポイントです。

📚 3.参考資料が必要な場合だけ追加する

元記事では、PDFなどの参考資料を追加する方法を紹介していました。表記ルールやFAQのように、回答の根拠にしてほしい資料がある場合に使います。

資料の追加は、内容を完全に暗記させたり、すべての回答を正しくしたりする保証ではありません。資料を参照できているかは、次のテストで確かめます。使う権限のある資料を選び、古い版と新しい版が混在しないよう、資料名や更新日も整理しておきましょう。

🧪 4.保存前に、短い入力で試す

設定ができたら、実際に使いそうな短い文章で回答を確認します。長い原稿をいきなり渡すより、直すべき点が分かりやすくなります。

誤字脱字チェック用なら、次の3種類を試すと確認する範囲を分けられます。

  • 明らかな誤字がある文章:誤字を指摘し、理由を説明できるか。
  • 直す必要のない文章:不要な言い換えをしないか。
  • 意味が曖昧な文章:勝手に意図を決めず、修正候補として示すか。

期待と違った場合は「もっと正確に」だけで済ませず、「誤字の指摘だけにする」「感想の表現は変更しない」のように、ずれた部分を具体的に直します。

💾 5.保存し、共有範囲を確認する

名前と説明、指示内容を見直して保存します。元記事の「Save → Confirm」は当時の画面表記として扱い、実際に表示される保存操作を確認してください。

自分用なら、まず自分が使う範囲にとどめて試します。他の人と共有する場合は、共有相手が使える設定になっているか、資料に共有してよい情報だけが含まれているかを確認しましょう。

[要確認] 現行の共有方法・共有相手の利用条件。元記事の「Plusユーザーのみ使える」という記述は、現在の条件を確認できていないため引き継いでいません。

🔧 うまく答えてくれないときの見直し方

困ったこと見直す点
回答の範囲が広すぎる役割を一つに絞り、扱わないことも書く
答えが長すぎる表・箇条書き・項目数など、出力形式を指定する
文章を勝手に書き換える変更できる範囲と、残す表現を指定する
資料にないことまで答える資料で確認できない場合は「不明」と伝えるルールを加える

最初から万能なGPTを目指すより、「自分が毎日困っていること」を一つ選び、入力と回答を比べながら整えると、必要な設定が見えてきます。