この記事はももっぺの独り言です。
企画を考えるためのメモのような記事です。
子どもを持つ働くママの約2人に1人が、ネットスーパーや食材宅配サービスを使った経験があります。
ママスクエアの2022年調査では、子どもを持つ働くママの「2人に1人」がネットスーパー・食材宅配サービスの利用経験ありとされています。ただしこれは「ネットスーパー単体」ではなく「食材宅配サービスを含む」調査です。
| 段階 | ユーザーに与える気持ち | 見せる内容 |
|---|---|---|
| ① みんなも使っている | 私だけじゃない | 利用率・利用経験 |
| ② ちゃんと時間が戻ってくる | 使う意味がある | 時短効果 |
| ③ その時間で生活が良くなる | 私の選択は正解 | 具体的な使い道 |
ネットスーパー利用者705人への調査では、
ネットスーパー利用によって削減される買い物時間は、
月3回以下の利用者で月2.1時間
週1回以上の利用者で月4.5時間
とされています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000068228.html
| 質問 | 選択肢例 |
|---|---|
| いつも買い物にどれくらい時間がかかりますか? | 30分/45分/60分/90分 |
| 週に何回くらい買い物に行きますか? | 1回/2回/3回以上 |
| 戻ってきた時間を何に使いたいですか? | 子ども/家事/仕事/自分時間 |
診断結果:
週2回の買い物のうち1回をネットスーパーにすると、
月に約3時間のゆとりが生まれるかもしれません。
その下に、
3時間あれば、こんなことに使えます。
と出ます。
子どもがいる人向け
月に約3時間のゆとりができたら、
子どもの宿題を見たり、いつもより少しゆっくりお風呂に入ったりできます。
仕事が忙しい人向け
月に約3時間のゆとりができたら、
たまっていたメール確認や、翌日の準備を落ち着いて進められます。
自分時間向け
月に約3時間のゆとりができたら、
コーヒーを飲む、少し横になる、好きな動画を見る。
そんな時間にも使えます。
ここで大事なのは、“家族のため”だけにしないことです。
女性向けにすると、どうしても「空いた時間も家族のために使いましょう」になりがちなので、自己肯定感を上げるなら「自分のために使ってもいい」も入れたいです。
注文完了画面で出すなら、かなり効果ありそうだが、今求められているのはその前。
- 注文完了後は「使ってよかった」を育てる場所
- 「使ってみようかな」を作る告知
施策の役割はこう分けると良さそう
| 場所 | 役割 |
|---|---|
| 告知・POP・バナー | 使うきっかけを作る |
| LP・登録導線 | 不安を減らす |
| 注文完了後 | 使った自分を肯定する |
| 次回案内 | 継続利用につなげる |
告知では、いきなり「便利です!」ではなく、こういう順番が良さそうです。
- みんなも使っている
- ↓
- 買い物時間が減る
- ↓
- その時間を、暮らしに戻せる
- ↓
- だから、使ってもいい
使える根拠
子どもを持つ働くママを対象にした調査では、ネットスーパー・食材宅配サービスのいずれか、または両方を利用したことがある人は63%とされています。ただし、この調査はネットスーパー単体ではなく食材宅配も含むので、告知では「ネットスーパーや食材宅配サービス」と表現するのが安全です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000017571.html
また、ネットスーパー利用者705人への調査では、利用によって削減される買い物時間が、月3回以下の利用者で月2.1時間、週1回以上の利用者で月4.5時間とされています。
なので、告知の核はこうできます。
子どもを持つ働くママの多くが、
ネットスーパーや食材宅配を暮らしに取り入れています。買い物に行く時間を少し減らせたら、
そのぶん、家族との時間や自分の休憩時間に使えます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000068228.html
「30分を、その人の生活に置き換えて見せる」仕組みにすると良さそう。
一番おすすめはこれです。
「30分ゆとり変換診断」
ネットスーパーを使うと、買い物に行く時間を約30分短縮できる。
その30分で、あなたの生活なら何ができるかを見せる告知です。
仕組みのイメージ
店頭POPやチラシ、アプリ内バナーにQRを置きます。
買い物時間の30分、あなたなら何に使える?
30秒で診断
ユーザーがQRを読み取ると、簡単な質問に答えます。
店頭POPやチラシ、アプリ内バナーにQRを置きます。
買い物時間の30分、あなたなら何に使える?
30秒で診断
ユーザーがQRを読み取ると、簡単な質問に答えます。
| 質問 | 選択肢 |
|---|---|
| 今いちばん足りない時間は? | 子ども時間/仕事整理/家事/自分時間 |
| 買い物で大変なことは? | 重い荷物/移動/レジ待ち/献立決め |
| どんな生活スタイル? | 子育て中/共働き/一人暮らし/介護あり |
その回答を、生活スタイル別にメッセージを出し分けます。
- Googleフォーム
- ↓
- Make
- ↓
- Google Sheetsに回答保存
- ↓
- 回答内容に応じてメッセージ分岐
- ↓
- LINE/メール/LP表示用テキストを生成
- ↓
- 「あなたの30分」メッセージを届ける
例えば「子ども時間」を選んだ人には・・・
買い物に行く30分を減らせたら、
子どもの宿題を見たり、親子でゆっくりお風呂に入る時間にできます。ネットスーパーは、家族との時間を少し増やす選択肢です。
「自分時間」を選んだ人には・・・
買い物に行く30分を減らせたら、
コーヒーを飲む、少し休む、好きな動画を見る。
そんな時間にも使えます。がんばる毎日に、少しだけ余白を。
店頭POP
「その30分、何に使う?」
↓
QRを読み取る
↓
LINE Botまたはフォームへ
↓
生活スタイルを選択
↓
Makeでメッセージ分岐
↓
あなた向けの30分活用メッセージを表示★
↓
ネットスーパー利用ページへ誘導
その30分、なにに使おう。
買い物に行く時間を少し減らせたら、
子どもの宿題確認、明日の準備、自分の休憩時間に。
あなたの生活に合った
「30分の使い道」を診断できます。
まずは、重いものだけでも。
ネットスーパーという選択肢があります。
ここでちょっと悩む🤔
QRコード前提の告知は、店頭では弱くなりやすいです。
なぜなら、お客様は買い物中で手がふさがっているし、立ち止まるのも面倒だし、人目も気になります。
実際、屋外広告のQR調査でも、読み取りをやめた理由として「周囲の人の邪魔になる」「スマホを出す・カメラ起動が面倒」「人目が気になる」「距離や位置が合わない」などが挙がっています。さらに、QRを読み取った後も、購入・会員登録・アプリDLのような能動的行動につながる割合は2割未満でした。

QRはあくまで補助。
メインは、店頭POP・レシート・アプリ・LINE・売場訴求だけで「30分の価値」が伝わる設計にした方がよさそう。
生活シーン別の告知を自動生成・出し分けすることをMakeの役割とする。
例えば以下の様なマスタを作成する。
| 訴求軸 | 30分でできること | 告知コピー |
|---|---|---|
| 子育て | 宿題を見る | その30分、子どもの宿題確認に。 |
| 家事 | 洗濯物を片づける | その30分、家のリセット時間に。 |
| 仕事 | メール確認 | その30分、明日の仕事準備に。 |
| 自分時間 | 休憩する | その30分、ひと息つく時間に。 |
| 重いもの | 持ち帰らない | 水・お米・日用品は、次回ネットスーパーへ。 |
Makeでこのマスタから、曜日・時間帯・売場に合わせて文言を出し分けます。
レジの横に持ち帰り用のカードをおく
店舗に来ている人にその場でQRを読ませるより、
あとでスマホに届く方が行動しやすいです。
「ネットスーパーを使うと、私の生活に30分戻ってくる」と伝わる状態にする
その30分、なにに使おう。
買い物時間を、子どもの宿題確認や自分の休憩時間に。
次回は、重いものだけでもネットスーパーへ。
ここでちょっと悩む🤔
店舗に来ているお客様に対して、
買い物に来るのって大変ですよね
その時間、ムダにしていませんか?
みたいに見えてしまうと、失礼になります。
お客様は今まさに店舗で買い物してくれているので、店舗利用を否定せずに、ネットスーパーを“別の選択肢”として提示する必要があります。
今日のように、お店で見て選ぶ日も。
忙しい日や重いものがある日は、ネットスーパーも。
つまり、店舗に来ていることを肯定したうえで、
次回・別の日・重いものだけ・忙しい日だけという形で提案する。
「30分短縮できます!」だけだと、
今店舗で買い物している時間を否定して見えるかもしれません。
例
忙しい日の30分に、ゆとりを。
お店で選ぶ日も、
ネットスーパーでおうちに届ける日も。
その日の予定に合わせて、
お買い物の方法を選べます。
この言い方なら、店舗利用を否定していません。
Makeで告知文を作る場合は、
NG表現を避けるルールを入れたコピー生成シートにすると良いです。
ルール例
・店舗で買い物している行動を否定しない
・「ムダ」「行かなくていい」「まだ店舗で買っている」などは使わない
・「今日のお買い物ありがとうございます」から始める
・ネットスーパーは「もうひとつの選択肢」として表現する
・訴求は「次回」「忙しい日」「重いものだけ」に限定する
今日のお買い物、ありがとうございます。
忙しい日の30分に、ゆとりを。
お店で選ぶ日も、
ネットスーパーでおうちに届ける日も。
その日の予定に合わせて、
お買い物の方法を選べます。
ーーー
30分診断⇒「QR」
「〇〇ネットスーパーで検索」
これなら、店舗に来てくれたことを否定せず、
ネットスーパーを便利な代替ではなく、暮らしに合わせた選択肢として自然に案内できます。
企画の芯
30分ゆとり診断
ネットスーパーを「便利だから使ってください」と訴求するのではなく、
買い物にかかる時間を、自分にとって大切な時間に置き換えられる選択肢として伝える。
店舗に来てくださったお客様を否定せず、
「今日のお買い物ありがとうございます」から始めることで、店舗利用を肯定する。
そのうえで、忙しい日や重いものがある日には、
ネットスーパーも暮らしに合わせた選択肢になることを伝える。
背景・課題
ネットスーパーの告知では、
「便利」「時短」「重いものを届けます」といった訴求だけでは、利用のきっかけにつながりにくい。
特に店舗に来ているお客様に対しては、
店舗で買い物している行動を否定しない表現が必要になる。
また、QRコードを設置しても、
その場で読み取ってもらえないケースが多いため、
カード単体でもメッセージが伝わる必要がある。
そこで、持ち帰りカードをレジ横・サッカー台に設置し、
カードを見たお客様が「次回はネットスーパーも使ってみようかな」と思えるきっかけを作る。
企画概要
30分ゆとり診断
レジ横・サッカー台に持ち帰りカードを設置する。
カードでは、まず店舗での買い物に感謝を伝える。
そのうえで、ネットスーパーを使うことで、
買い物にかかる約30分を別の時間に使えるかもしれないことを案内する。
お客様はQRコードから「30分ゆとり診断」に進み、
自分が今、大切にしたい時間を選ぶ。
選択肢は以下の4つ。
・子どもとの時間
・家事を整える時間
・明日の準備をする時間
・自分を休ませる時間
選んだ内容に応じて、
「30分あれば、こんなことに使えます」という診断結果を表示する。
最後に、ネットスーパー利用ページへ自然に誘導する。
店頭カードの文言
今日のお買い物、ありがとうございます。
忙しい日は、
ネットスーパーでおうちに届ける選択も。
買い物にかかる約30分を、
あなたなら何に使いますか?
子どもとの時間に。
家事を整える時間に。
明日の準備に。
自分の休憩に。
あなたに合った
「30分の使い方」を診断できます。
QRコードからチェック
「〇〇ネットスーパー」で検索
診断画面の流れ
導入画面
今日のお買い物、ありがとうございます。
お店で選ぶ日も、
ネットスーパーでおうちに届ける日も。
その日の予定に合わせて、
お買い物の方法を選べます。
ネットスーパーなら、
買い物にかかる約30分を
別の時間に使えるかもしれません。
あなたが今、大切にしたい時間は?
[子どもとの時間]
[家事を整える時間]
[明日の準備をする時間]
[自分を休ませる時間]
診断結果
子どもとの時間を選んだ場合
あなたが大切にしたいのは、
「子どもとの時間」ですね。
30分あれば、
宿題を見たり、明日の持ち物を一緒に確認したり。
お風呂でゆっくり話す時間にもできます。
買い物を少しだけネットスーパーにまかせることで、
家族と向き合う時間をつくれるかもしれません。
忙しい日は、ネットスーパーも選択肢に。
家事を整える時間を選んだ場合
あなたが大切にしたいのは、
「家事を整える時間」ですね。
30分あれば、
洗濯物をたたむ、キッチンを片づける、
明日の朝の準備をすることもできます。
買い物に行く時間を少し減らすことで、
家の中を整える余裕が生まれるかもしれません。
重いものや日用品は、
ネットスーパーでのお届けも便利です。
明日の準備をする時間を選んだ場合
あなたが大切にしたいのは、
「明日の準備をする時間」ですね。
30分あれば、
明日の予定を確認したり、仕事のメールを整理したり、
持ち物を準備することもできます。
買い物に行く時間を少し減らすことで、
明日を落ち着いて迎える準備ができるかもしれません。
忙しい日は、ネットスーパーも選択肢に。
自分を休ませる時間を選んだ場合
あなたが大切にしたいのは、
「自分を休ませる時間」ですね。
30分あれば、
コーヒーを飲む、少し横になる、
好きな動画を見る。
そんな時間にも使えます。
買い物を少しだけネットスーパーにまかせることは、
手抜きではなく、自分を大切にする選択です。
忙しい日は、ネットスーパーも選択肢に。
共通CTA
次のお買い物に、もうひとつの選択肢を。
水・お米・日用品など、
持ち帰りが大変な商品からでも。
ネットスーパーを見てみる
Makeを使うポイント
今回の施策では、診断結果を表示して終わりにしない。
Makeを使って、診断回答をGoogle Sheetsに保存し、
どの「30分の使い方」に関心が高いかを集計する。
さらに、週次で集計結果をレポート化し、
次回のカード文言や告知内容の改善に活かす。
Makeのシナリオ構成
持ち帰りカードのQRコード
↓
診断ページまたはLINE Bot
↓
お客様が「大切にしたい時間」を選択
↓
Make Webhookで回答を受け取る
↓
Routerで選択肢ごとに分岐
↓
選択内容に応じた診断結果を返す
↓
回答内容をGoogle Sheetsに保存
↓
ネットスーパー利用ページへ誘導
↓
週次でMakeが集計レポートを作成
↓
Teamsなどに自動投稿
Google Sheetsに保存する項目
・日時
・診断回答
・選ばれた時間
・カードの種類
・ネットスーパー利用ページへの遷移有無
・備考
今回の設置場所は、レジ横・サッカー台に限定するため、
設置場所ごとの比較分析は要件に含めない。
分析の主役は、
「どこに置いたか」ではなく、
「お客様が30分を何に使いたいと思ったか」とする。
集計する内容
・QRコード読み取り数
・診断回答数
・選ばれた時間の種類
・ネットスーパー利用ページへの遷移数
・カード文言やクリエイティブ別の反応数
週次レポート例
今週の30分ゆとり診断レポート
診断回答数:128件
選ばれた時間:
1位 自分を休ませる時間 42件
2位 子どもとの時間 35件
3位 家事を整える時間 28件
4位 明日の準備をする時間 23件
ネットスーパー利用ページへの遷移数:46件
気づき
「自分を休ませる時間」を選んだ方が最も多く、
買い物時間を家族や家事のためだけでなく、
自分の休憩時間に使いたいニーズがあると考えられる。
次回の改善案
次回のカード文言では、
「買い物時間を、自分を休ませる時間に」という訴求を強める。
あわせて、
「手抜きではなく、自分を大切にする選択」という表現を活用し、
ネットスーパー利用への心理的ハードルを下げる。
この企画で大切にすること
店舗に来てくださったお客様を否定しない。
「店舗に行かなくてもいい」ではなく、
「お店で選ぶ日も、ネットスーパーで届けてもらう日もある」と伝える。
ネットスーパーを、
店舗の代わりではなく、暮らしに合わせて選べるもうひとつの買い物方法として提案する。
また、時短を単なる効率化として伝えるのではなく、
お客様が大切にしたい時間を取り戻す選択として見せる。
期待する効果
・ネットスーパーを使う心理的ハードルを下げる
・店舗利用を否定せず、自然にネットスーパーを案内できる
・お客様が「使ってもいいかも」と思えるきっかけを作る
・診断回答から、お客様の時間ニーズを把握できる
・Makeを使って、告知施策の反応を集計・改善できる
・次回以降のカード文言や販促クリエイティブの改善に活かせる
企画のまとめ
「30分ゆとり診断」は、
ネットスーパーの利用を直接押し出す施策ではなく、
お客様自身に「自分は30分を何に使いたいか」を考えてもらう施策である。
店舗での買い物を肯定しながら、
忙しい日や重いものがある日に、
ネットスーパーという選択肢を思い出してもらう。
Makeを使うことで、
診断結果の出し分けだけでなく、
お客様の時間ニーズを蓄積し、次回の告知改善につなげる。
ネットスーパーを「便利なサービス」として伝えるだけでなく、
お客様の暮らしにゆとりをつくる選択肢として届けることを目指す。
