Photoshopの描画モード「スクリーン」とは?白と黒の重なり方を解説

Photoshopの「スクリーン」は、重ねたレイヤーの色によって、下の画像を明るく見せる描画モードです。白や黒を重ねるとどうなるかを見ると、働きを理解しやすくなります。

ここでは、白と黒を重ねた掲載例をもとに、設定場所と結果の見方を整理します。

📑 この記事の目次

🎚️ レイヤーの描画モードを変更する

重ねる側のレイヤーを選び、レイヤーパネルの描画モードを「通常」から「スクリーン」に変更します。下の画像を選んでいないか確認してください。

まず不透明度100%で違いを見て、その後必要に応じて不透明度を下げると、モードの働きと重ねる強さを分けて確認できます。Adobe公式:レイヤーの不透明度と描画モード

⚪ 白を重ねるとどう見えるか

スクリーンで白を重ねると、その部分は白になります。これは不透明度100%など、標準的な条件での説明です。不透明度を下げれば、下の画像が混ざった見た目になります。

「明るくする効果だから自然になる」とは限りません。白を広い範囲に重ねると、細部が見えなくなることもあります。明るくしたい場所に対して、範囲と不透明度が適切かを見ます。

⚫ 黒を重ねても下の色は変わらない

黒い丸をスクリーンにすると、下の画像がそのまま見えるようになります。

スクリーンでは、純粋な黒を重ねても下の色が変わらず、純粋な白を重ねると白になります。その間の色は下の画像を明るくする方向に働きます。Adobe公式:描画モードの説明

重ねる色 スクリーンでの見え方
黒 下の色を変えない
白 白になる
中間の明るさの色 下の色と合成され、明るくなる方向に働く

💡 黒背景の素材を重ねるときの考え方

例えば黒背景の光の素材を重ねる場合、黒い部分が見えなくなり、明るい部分が残る見た目を作れます。これは仕組みを説明するための例で、掲載画像とは別の使用例です。

背景が完全な黒ではなく暗いグレーなら、その部分も下の画像を明るくするため、薄い四角い枠のように見えることがあります。素材の背景色、レイヤーの範囲、不透明度を確認します。

🧩 背景の削除や透明化との違い

スクリーンで黒が見えなくなっても、元レイヤーの黒いピクセルを削除したわけではありません。描画モードを「通常」に戻すと黒が再び見えます。

別のアプリでも使う透過素材を作りたいなら、背景を取り除く工程と書き出し形式を別に考える必要があります。Photoshop内での合成として使うのか、独立した素材として渡すのかを先に決めると、作業の目的がはっきりします。

参考情報の確認日:2026年9月26日。